税理士事務所の開業手続きで、所属している税理士会に提出する書類に事務所予定地の登記事項証明書が必要となりオンラインで請求してみました。
今住んでいる所から最寄りの法務局まで車で20分位かかりそうで、法務局の混雑具合もわからないので、試してみようと思っていたオンライン申請手続きをしてみました。
↓法務省の申請システムで手続きができます。
「登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと供託ねっと」
登記手続きは、「かんたん証明書請求」と「申請総合ソフト」がありますが簡単な方で手続きしました。
「申請総合ソフト」の場合は、ソフトのインストール、マイナンバーカード、ICカードリーダーを事前に準備する必要があります。
下記の通り、「申請総合ソフト」の方がオンラインできる手続きは多いのですが、普段は使わなさそうな手続きばかりです。
オンライン請求のメリット
オンラインでの手続が便利でメリットしかなさそうです。
登記事項証明書の請求方法は、法務局(登記所)の窓口で交付請求、郵便による交付請求、オンラインでの請求がありますが家にいながら登記事項証明書を入手できるので時間もかからず楽です。
ただし、デメリットとは言えませんがシステムの利用できない時間帯があるので(24時間ではない)不便なところもあります。
帰宅して(21時半)から申請手続きをしようとすると、システム時間外ですと表示がされました。
利用時間は8時30分から21時までの平日
(月曜日から金曜日の平日で、国民の祝日・休日,12月29日から1月3日までの年末年始を除く)
オンラインで24時間営業だとさらに便利だと思いました。
手数料
手数料についても、若干ですが窓口より安くなっています。
窓口だと600円のところがオンラインだと500円です。
急いでいる時などは、オンラインで請求しておいて法務局の窓口で行け取ることも可能(480円)
オンライン請求の手順
初めて利用する場合は「申請者情報登録」をクリックして利用規約に同意してから情報を登録します。
その次に「かんたん証明書請求」をクリックして、先ほど設定した申請IDとパスワードを入力してログインします。
ログイン後は必要な証明書区分にしたがって、今回は不動産の「登記事項証明書」をクリックします。
「オンライン物件検索を使う」をクリックします。
ここで登記情報を自分で検索します。
不動産番号が分かっていれば迷うことなく検索できますが、ここで注意点としては、所在の指定は住所ではなく所在地を入力します。
住所を入力しても該当がありませんとエラーメッセージが表示されます。
(所在が不明な場合は役所に問い合わせるか、固定資産税の通知書等を確認してみてください)
ここで交付情報の確認になります。
入力内容の確認を確認をします。
問題がなければ送信ボタンを押します。
送信完了になると、処理状況を確認して納付手続きに移ります。
表示内容を確認して「電子納付」のボタンを押して、インターネットバンキングで手数料を納付します。
インターネットバンキングで納付を終えると、手続き完了となります。
所要時間
法務省の申請システムのサイトに入ってから、利用者情報を登録終了まで10分位、不動産の情報の検索が上手くいけば5分もかからず申請が終わります。
システム内での処理も待ち時間がないので、スムーズにいけば合計で30分もかからないのではないでしょうか?
2019年4月19日の11時にオンライン所上の手続きが済んだので、郵送がいつ届くのか待ってみます。
(※2019年4月20日追記、翌日20日の夕方ポストを覗くと届いていました)
一度オンラインで手続きをしてしますと、便利で手間も省けるので、今後は法務局に直接出向くことはなさそうです。
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【編集後記】
今日は融資案件の打ち合わせと、午後から税理士会の手続きで千駄ヶ谷まで行ってきました。
【昨日の1日1新】
越谷簡易裁判所
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