自分で会社設立する場合は、特に設立日を決めてあれば、しっかりスケジュールを把握して進めるようにしましょう。
書類の準備についても種類が多いのでスケジュールを見ながら整理しておきましょう。
登記前の準備
最初に用意するもの
□定款
→定款に記載する事業内容は、許認可を受ける事業であれば、業界団体等に確認しておきましょう。
グループ会社として、法人名義での出資もする場合は、出資元法人の事業内容ともあわせておきましょう。
□発起人印鑑証明書
→ここでは発起人個人の印鑑証明を準備します。
市役所などで入手します。
□実質的支配者となるべき者の申告書
2018年11月 30日よりマネーロンダリングやテロ資金供与など防止のためにできた申告制度で、法人を不正使用しないことを申告します。
□身分証明書
運転免許証など
□会社実印
作成するのに時間がかかるものがあるので余裕をもって準備しましょう。
電子定款依頼
紙の定款でなく、PDFなどデータ化した定款とすると、印紙税4万円が節約できます。
電子定款の場合は、自分で電子定款を作ることもできますが、今後何度も電子定款を作成することはないので、専門家(司法書士や行政書士)へ電子定款の作成を依頼すると効率的です。
料金は5,000円ぐらいで依頼できます。
はやいところだと2〜3日でできますが、一週間ぐらい余裕を持っておいたほうがよさそうです。
公証役場でに定款認証
公証役場は事前に電話予約できるところもあるので、予約しておくと混雑を避けれます。
持ち物
・定款(紙)
・委任状
・現金52,000円(定款認証代)
・本人確認書類
・新しいCD-R
(上記専門家に依頼した電子定款のデータを公証役場で受け取ります)
・鑑証明書
・発起人個人実印(当日もし修正がある場合に)
資本金を通帳へ入金
ここではまだ、出資者から発起人個人への通帳へ入金します。
(法人口座はこの段階でまだ作成できません)
入金のタイミングは、公証役場で定款認証済の定款を受け取った日以降です。
必ず振替入金で、通帳の適用に出資者名が残るようにしてください。
ATMなどから普段している預入では、誰が入金したかわからないため注意しましょう。
入金後には、入金した証明をコピーしていおきます。
入金額と振込人と日付、口座名義、銀行名と支店、がわかうように、通帳であれば、通帳の表紙、裏表紙、振込のページをコピーしておきます。
登記後の手続きですが、個人口座の資本金は、法人口座を作った後で資金を移します。
登記する日
法務局で登記を行います。
書類を持参する場合は、持参して提出した日が会社の設立日になります。
年末年始や土日祝日は法務局は閉まっているので、大安など縁起がいい日でも設立日として提出できないので設立日にこだわっている場合は注意が必要です。
持ち物
・定款
・印鑑証明書
・入金した証明のコピー
・登記申請書類
・現金150,000円(登録免許税代)
・発起人個人実印と会社実印(当日もし修正がある場合に)
持ち物を法務局に提出した後に、登記完了予定日を教えてもらえます。
完了予定日までに何も連絡がなければ登記が完了です。
以上が登記までの手続きですが、
この後、税務署で開業手続きや、年金事務所、銀行口座の開設など手続きは残っています。
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【編集後記】
某税務会計サービスに良くないところがあり解約しようとしたら、年間契約で縛りがあって1年は解約できず、契約書の確認不足を反省しています。
縛りがあるサービスは気をつけて行きます。
【昨日の1日1新】
乃木神社
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