雑収入があった場合の経理方法

本業以外の収入があった場合は、雑収入という勘定科目で処理します。
本業については売上高で処理しますが、本業以外で事業に付随して発生した収入は雑収入で処理します。


取引相手からのリベートや、補助金、自動販売機の収入、スクラップや作業くずの売却代金などがあります。
売上高と同じように、いつ、金額、内容などをしっかり記録しておきましょう。
例えば、歯科医院では治療用の廃棄金属が積み重なると多額になることもあるので、本業以外であっても処理漏れがないように経理処理しましょう。
また、似たような言葉で、雑所得がありますが、税法上所得を10種類に区分して税金を計算するときに、事業所得や給与所得などに当てはまらなかったものが雑所得として区分されています。
雑収入は事業所得を計算するなかで、取引を経理処理しますが、雑所得は帳簿に記録するところまでは必要ありません。
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【編集後記】
今日は単発の確定申告対応など。
【昨日の1日1新】
農業所得者用確定申告
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